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オンライン授業の意外な問題点 [塾]

足成-女性パソコン.jfif

オンライン授業での問題点はいろいろありますが、
特に問題になるだろうと思われるのは、物理的理由ではありません。各種の物理的等やその点は機器の進化的改善や新たなアプリの出現によって解決策があるだろうと思われます。時間とともに解決されるでしょう。

さて、実際に問題になるであろうことは、現実には、授業のオンライン化で、家庭で受講する場合おそらく実家で親と一緒に授業を受けている学生が急増していると思われます。その最大の問題は、こうして親の誤った、ないしは歪んだ、認識や価値観によって学問的な「知」が抑圧され干渉されてしまうことです。

たとえば、大学の「キャンパス」という空間には、家庭から切り離し、均等な環境をあたえることで、学生たちがみな対等な関係で学ぶことのできるようにする、という機能があった。学生の「平等」を実現するための装置としての「教室」や「キャンパス」という空間の重要性についてはあらためて注意を促していかなければならないのだと思う。

このことは、大学生や高校生にもありますが、特に影響してしまう事を危惧するのは、実は低年齢層の方が問題です。しかも、低年齢ほどその影響力は大きくて、Zoom越しにも感じる親の存在(フレーム外のすぐそば)が子どもを圧迫してるケースあります。教室で引っ込み思案ながらも友達と協力したりぶつかったりして笑っていた子が、一気にヘリコプター親の監視下に置かれて笑顔を見せなくなった。辛いけど何もできない歯痒さが問題になりそうです。
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森田惠子

就学年齢に達していない子供でも、今回の外出自粛は親の影響下にずっといることになりました。
親以外との関係で育つ部分は大きく、大切だ、と思っています。
色々考えさせられますね。
by 森田惠子 (2020-06-03 18:23) 

step-iwasaki

コメントありがとうございます。
親との関係も問題をはらんでいそうです。
by step-iwasaki (2020-06-04 17:40) 

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