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危険な改憲に近づいてる [社会]

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自民党憲法改正実現本部ワーキングチーム
30日、改憲発議に向けた▼9条への自衛隊明記や、▼緊急事態に政府の権限を一時的に強める「緊急政令」に関する論点をとりまとめた
9月2日 岸田総理が出席し、党としての考えを正式決定

緊急事態条項を「緊急政令」という言い方に変えてまで、いつものような自民の騙しのテク。今のままでも公共の福祉に反しないように人権調整の範囲内では人権制限は出来るのに、なぜ憲法に国家緊急権を制定し立憲主義を停止し三権分立停止や人権無視を可能とする必要があるのか。永久延長可能な内閣独裁を企んでいるのは明らか。

テレビでは、地震や台風、大谷ばかりで全然取り上げることもなく、裏で勝手に進んでいく改憲。国民もあまり改憲が進んでいることを知らないし、望んでる人も少ないと思う。緊急事態条項(緊急政令)は、独裁国家にもなりうる危険なものだ。自民党の草案も、とてもひどい。こんなの賛成できるわけがない。まず、権力者から護るための憲法を権力者側から変えたいと言うのがおかしい。

政治の腐敗が止まらない。良識のある国民はもう自民党に信を寄せていない。こうした状況下で政権党が考えるのは強権による統治だ。ただ、現行の憲法ではそうしたクーデテーみたいな事は認められない。そこで考えられているのが、緊急事態宣言による人権弾圧や反対陣営の制止だ。防衛ですら、そうした事に使われる可能性がある。

外国による脅威の増大とか、大災害時の治安対策など、いくらでも口実は見つけられる。憲法に規定さえ設ければ、強権を発動できるのが怖い。
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権力は絶えず一点突破の機会を探している。

そうした下心がない限り、政権交代すら予想される政局下で改憲を模索する理由がない。最低でも、改憲のための国民投票にトライしておきたいという深謀遠慮が働いていると思える。

改憲派は国家百年の計とか言うが、腐敗まみれの彼らにそんな高邁な考えがあるとは考えられない。


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