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松本人志・裁判 [人物]

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松本側の法廷戦略のレベルの低さに唖然とした。
松本側は『A子・B子さんの氏名、住所、生年月日、携帯電話番号、LINEアカウントを提出すること』を要求し、『A子・B子さんが分からないから反論できない』と主張した。

誰だかわからないのに事実無根ってどういうことだろう。事実無根というなら相手の素性を聞く必要ない気がする。清廉潔白ということが最初の主張だったんだから。しかも性的暴行する人に素性を教えるほど怖いものはない。報復の恐れもあるのだから。
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ちなみに、民事裁判では松本側に「立証責任」がある。
つまり、請求に関する基本的な事実関係は原告(松本側)に証明する責任があるのだ。
今回の裁判で言えば、松本側がA子・B子さんへの性加害疑惑に対して『事実無根』と主張していたわけで、それをこの期に及んで『A子・B子さんが分からないから反論できない』は通用しない。大いなる自己矛盾である。

無論、松本側はA子・B子さんを知っているはずだ。
これは松本側の裁判戦略だろうが、これでは戦略というよりも、まるでSNSで展開される ”ののしりあい” レベルである・・・
その意味でレベルの低さに唖然としたのだが、今後も法廷で『A子・B子さんが分からないから──』と逃げるようでは到底、松本側に勝ち目はないと言う他ないし、そもそも裁判が維持できるのか疑問である。(白坂和哉氏 Xより)
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みんな嘘ばっかり。もう、松本も正直に話すべきでは。逮捕案件だと私は思っている。
まあ、自民政治家が嘘ばっかり付いているのも影響しているかもしれませんね。

Xでは松本を擁護するコメントであふれている。日本人大丈夫?
女性が自分の娘だったとしても同じ事が言えるのだろうか。
松本の顔も二度と見たくないし、考えたくもない。早く引退して欲しいと願わずにはいられない。
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大石晃子(れいわ新選組)衆院議員を推す。 [人物]

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○絶対権力を持つ自民党の政治家に国民の声を伝えるために、勇気を出して戦ってくれる令和新選組に感謝します。
令和新選組の様な人を増やす事が即ち選挙制度改革になるでしょう。

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大石氏は、同日行われた西村康稔前経済産業相(61)が出席した政倫審を傍聴。「委員長が、傍聴の皆さんも不規則発言してはいけませんってことを冒頭に言うんですよ。ほぼ全員男性ですよね。なんか張り詰めた空気なんですね」と、雰囲気を伝えた。

「いつものように私が大声でヤジったら退場させられるなっていう空気があった。なので、ちょっと小さな声でヤジってて。追い出されない音量でヤジってた。ただ、西村さん本人も聞こえていた。席に座っている自民党議員も、全員でこっち見ていた。与党の空気にのまれている空気。そんな空気にのまれてはいけないっていう見本としてヤジを入れていた」と振り返った。
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○牛歩は今ではほとんどする議員はいない。大変な緊張するであろう国会本会議でただ一人牛歩で抵抗するのは勇気がいると思う。大与党に態度表明は野党の大切な仕事の一つではないだろうか。批判する輩も多いようだが、気にせず頑張って欲しい。私のように心から応援している国民も少なからずいます。

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れいわ大石晃子共同代表が〝1人牛歩〟「私以外やってへんやんけ!」「野党は体を張るべき」小野寺予算委員長の解任決議案採決
れいわ新選組共同代表の大石晃子衆院議員(46)が1日、小野寺五典衆院予算委員長(63)の解任決議案が審議された衆院本会議の採決で牛歩戦術を取った。解任決議案は、与党などの反対多数で否決された。
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ブール George Boole(1815-1864) 後 [人物]

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プールはこの考えを論理学の領域へ適用しながら論理学の記号代数化をやってのけた。ブールがこの研究をはじめたのは,1つの理由があった。当時スコットランドにはハミルトン (1788?1856)という哲学者がいたところが不幸にも,この哲学者はなんでもすこしずつ理解できたのがアダとなった. 1836年に『エディンバラ評論』 という雑誌へ数学と数学者の悪口をかきたくった。 かれの論旨は,ほぼ次のようなものであった.まず数学は人間を改善する学問ではない.これほど効果のないものはほかにない.しかも数学はきわめて一面的で教養にならない, そして偏狭である。この学問は人間の内面的な教養としては有害である. 数学をやりすぎると知力がなくなる. 数学は論理的思考の訓練にはならん. 数学は精神をゆがめることはあっても、向上させない.
さらに哲学者 ハミルトンは何人かの数学者を指名して攻撃をつづけた。かれはましな数学者としてダランベール, パスカル, デカルト, スチュワード (1753-1828) などをあげた。 そして論理学者ド・モルガンヘホコさきをむけて「かれがもっと数学的でなかったら,まだましな哲学者になっていたかもしれん」 とやった。
だいたい哲学者というものは、よく非論理的な議論をするものである. これはその代表的作品であろう. 挑戦をうけたドモルガンは仕方なく論争にまきこまれたが,適当にあしらっていた。 ハミルトンの死後になったが,これをきいておこったのがドイツの有名な解析学者プリングスハイムであった。 「私はまことに恥いる次第である。 ハミルトンの論文を読むまで、偉大な数学者として指名された人々のなかに名を知らない人がいた,.., いわゆる大数学者としてあげられた人のなかには,科学者名簿にものっていない人がいたからである」と.
ド・モルガンとなかのよかったブールは、論理学について研究しながら,記号代数化をやってみたら,ド・モルガンが正しく, ハミルトンの説はナンセンスであることがわかった。そして1848年にピーコックの考えにもとづいた『論理学の数学的分析』を発表して, ド・モルガンを支持した。これをみたド・モルガンはブールの著作を絶賛した。

イギリスで前世紀にえられた代数学についての結果はホワイトヘッドの『普遍代数学 (1898) にまとめられたが、殆んど注目されなかった。 今世紀の30年代になってバーコフ,オーア,タルスキー, 正田建次郎などによって取り上げられ、 今日の代数系の理論が基礎づけられた。
一方ブール代数の数学のなかにおける重要性はアメリカのストーンの仕事 (1936) から認められ、つづいて,30年代の終わりに, 日本の中島章, アメリカのシャノン, ソビエトのシェスタコフが電気回路網の設計にブール代数の理論を利用した. これが今日の回路網の論理設
計の理論へと発展し、現代の技術はついに電子計算機として実現した.

※現代のコンピューター技術はブール理論が影響しているのは驚きで有る。
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ブール George Boole(1815-1864)前 [人物]

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プールはイギリスのリンカーン市で生れた。 かれの父は靴直しをしていたが,哲学を好む教養の高い人であった。 ブール家の属していた階級はいやしいものとされ,正式の教育はうけられなかった。かれは貧乏人をあつめて教えていた小さな学校に通った。そのために幼いときは,父を先生にして, ラテン語やギリシア語の学習をした。

一時ブールは牧師になろうとした. かれの語学力は実にすばらしかったらしい. 16歳のときから4年間,2つの小学校の補助教員をやりながら、 両親の面倒をみた.この頃からブールはすこしずつ数学の本を買って読みだした。これは数学の本が他の本よりも安かったからだといわれている。 20歳になったブールは,自分で学校を開いた。いよいよ正式に教えるはめになったブールは教科書をみておどろいた。 それは内容があまりにも貧弱であったから. 数学とはこんなものではないことを知っていたブールは仕事がすむと、当時一流の数学者がかいた本を読みだした. かれはアーベル, ガロアはもちろん、ラプラスの 『天体力学』 やラグランジュの 『解析力学』なども読んだ.

ブールの最初の仕事は不変式論の基礎をきずいたことであった。これはその後イギリスではケイリー (1821-95) やシルベスター (181497) が熱心に研究して話題になった、当時のイギリスでは,学会の会員でなければ,論文を雑誌に発表できなかった。 ブールを知ったスコットランドの数学者グレゴリー ( 181344) は自分の編集する『ケンブリッジ数学雑誌』にブールの論文を発表するようにすすめた。 ブールはかれの好意によって,いくつかの論文を発表するとともに, グレゴリーとは一生を通じて, 交友をもっ1830 年代のイギリスの代数学は2つの方向にむかって発展した。 従来の代数学をそのまま発展させたハミルトン路線とピーコック (1791-1858) がかれの 『代数学教程』 (1830) で今日の代数系の考えを発展させた路線である。この本のなかで 「x(y+z)=xy+xz, x+y=y+αに含まれている文字 , y, 2,・・・は数を表わさなくてもよい」という考えを発表した。当時この考えに同調したのはド・モルガン (180671),グレゴリー 今日の電子計算機のハードウェアの思想をもち, 解析機関を作った。

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ガロア (1811-1832)EVARISTE GALOIS  part-2 [人物]

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18歳のとき, もう一度工芸学校を受けた。
しかし失敗した数学の試験官ルロアは入学させようと努力したが,物理学の試験官は才能があるなどとは認められないと主張した。このようにして知力のすぐれた受験生は,知力の劣った試験官にかかって落とされた。
その翌年ガロアは高等師範学校に入学した。この年に史上不滅にした仕事, すなわち置換群と代数方程式についての研究がでている。ガロアは代数方程式が解ける条件をみつけようと努力し、一方おなじ頃アーベル (1802-1829)は5次以上の代数方程式を解く代数的な手続きの存在しないことを証明しようとしていた.とくにガロアは方程式については別にまとめて、 学士院へ提出した。ころが審査のために家へもってかえっていたフーリエ(1768-1830) が亡くなった。そして論文はどこへいったかわからなった。 工芸学校へ入学できず, 2度も論文が失われたとなっては,もはやガロアは我慢できなくなった。

1830年7月の革命にガロアは喜んで参加するようになった。
そしてガロアは学校当局にたてついて退学させられたここでガロアは高等代数学を教える塾を開いた.この塾でガロアは今日のガロアの虚数論, 根号で解ける方程式の理論,楕円関数論などを講義した. はじめのうちは 40人ほどの人たちがききにきた. この頃ポアソン(1781-1840) はガロアに興味をもち,フーリエのところへ送った論文をもう一度つくるようにガロアに求めた。ガロアはこれをつくってポアソンに提出したが, ポアソンはガロアに「どうも理解できないことがたくさんある」と告げた。ガロアはこの返事で、数学への情熱を完全に失ってしまった。 そしてガロアはいよいよ革命に全力をささげだした。
ガロアは「人民をたちあがらせるのに命がいるなら、この身をささげてよい」と書いた.ガロアは数学をすてて砲兵隊にはいったが, ルイ・フィリップによって解散させられた. 1831年5月9日, 共和党の夕食会で、ガロアはナイフをもって「ルイ・フィリップのために」 とさけんで,乾杯をした。ガロアがルイ・フィリップに反抗していることがわかったので,その翌日,母の家で逮捕され, サント・ペラジ刑務所に収容されたが、ガロアの周囲の人や裁判長の同情で無罪になった。この判決に不満をもったのは警察側であった. 警察はガロアの行動を終始おっていた. ところがある日, 共和主義者たちの集会があることを警察がつきとめた. 警察は犯罪を未然にふせぐためという理由で、ガロアの再逮捕にふみきった。 1831年7月14日, 朝早くガロアのいると思われる家をおそったが, ガロアはいなかった. 集会場にむかう集団のなかにいたガロアは昼頃、逮捕された。 ガロアと一緒にデュシャトレという青年もつかまった。 かれは留置場のカベにマンガをかき, 落書をした。
警察はおこってガロアたちを起訴した。 ガロアは6か月の禁固, 友達は3か月の禁固になった.

1832年パリにコレラが流行したので、ガロアは3月16 日仮出所を許され、病院へあずけられた。ここでガロアは恋愛問題をおこした. この女性をめぐってガロアと他に2人の男がいた.当時,共和党員はつまらないことでよく決闘していた. ガロアもついに恋愛問題で決闘するはめにおいこまれた. 1832年5月30日の朝, ガロアは決闘で倒れた. 学士院の数学者に信用がおけなくなったガロアは決闘の前に、自分の友人シュヴァリエに数学上の遺書をかき送った. このなかで方程式が解ける一般論を論じ, それを素数次の方程式に適用している。
1846年リュウビル ( 1809-1882) がガロアの仕事をまとめて公けにした。個性ゆたかなリシャール先生のもとで、ガロア以外にもう一人のフランスを代表する偉大な数学者エルミート(1822-1901) も数学を学んだ.

今日, 日本では,初任者講習をやって教師の個性をなくすことに力をいれているが,これでどうして生徒の個性をのばせる教師ができるのだろうか.
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ガロア (1811-1832)EVARISTE GALOIS  part-1 [人物]

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■先日NHKで夜11:00位から「笑わない数学---------------
パンサー尾形貴弘が難解な数学の世界を大真面目に解説する異色の知的エンターテインメント番組! 「リーマン予想」「フェルマーの最終定理」「連続体仮説」「四色問題」「ガロア理論」「abc予想」「確率論」「P対NP問題」「カオス理論」「ポアンカレ予想」「暗号理論」「虚数」・・・。天才数学者をも苦しめてきた数々の難問、そして美しくも不思議な知の世界を、1回30分ワンテーマ、ギャグ封印で、トコトン分かりやすく掘り下げる!」という番組をやっていて興味深く見ました。※そこで、ガロアについて少し調べてみました。私の考えも少し書き加えてます。
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ガロアはパリ郊外のブール・ラ・レーヌで生まれた.両親とも教養があり, 家庭は裕福であった。ガロア自身も子供の時代をなんの苦労もなくすごした。
12歳まで母に教育され, 12歳のときパリの中学校ルイ・ル・グランに入学した. このときはじめて両親のも
とをはなれ, 寄宿生活にはいった. ここの生活は家庭よりもずっと窮屈で面白くなかった. 建物は鉄格子で囲まれ、寄宿舎のなかは牢獄のようになっていた.当時のフランスは社会不安が増大していて, それがま
たすぐ学校内にも広がり, 手のつけようがなかった。 校長は生徒を弾圧する以外どうすることもできなかった.また校長もつぎつぎにかわった. 学校のなかではストライキが続いた.校長のなかには、上級生を全部放校処分にした校長もいた.

はじめのうち、教育ママに育てられたガロアは,さほど動揺することもなく、またこの頃のガロアは成績もよかった。しかしすこしたつとガロアはサボリ出した。当時のフランスでは数学教育は重視されず, 数学は将
来の進む方向によって、補習科で教えられていた. ガロアはここで数学を習いはじめた. ガロアにとって授業はつまらなかった. 当時ルジャンドルのかいた幾何学の本があり, マスターするのに2年はかかるといわれていた.ガロアは他の少年が海賊物語でも読むのと同じくらい,すらすらとルジャンドルの幾何学の本を読んでしまった。もともと学校で習うつまらない教科書というものは、生徒のためのものではなく、無能な教師が学習するために作られたものである. ガロアにとっては,学校で学ぶ数学などバカらしくて勉強する気がおこらなかった。かれは寄宿舎で,ラグランジュの著作に読みふけった。そしガロアも将来、数学者になろうと決心したようである。
数学を研究するには,すでに当時ですら、 初等教育のなかに出てくる数学は必要ではなかった。 中学校の先生たちは、やる必要もないものに時間をかけて教えていた。先生たちは、ガロアを 「いつもつまらない質問をして先生を困らしては喜んでいる。 成績は悪くなるばかりだ」といっていた。ガロアの天才をみぬく能力のない先生は、さらに「数学にだけこり, 親がこれをケシかけるので、有頂天になり、学校へは先生とケンカするためにくるだけだ」と評した。

16歳になったガロアは当時,5次方程式の解法について研究をはじめた. この年にガロアはパリ工芸学校を受験したが, 不合格になった。 そこでもう一度受験しようと思って, ガロアは母校にもどり、数学をしっかり教えてくれるクラスにはいった.このクラスを受け持ったのは,ルイ・ポール・エミール・リシャル (1795-1849) というすぐれた数学の先生であった。ガロアの能力を理解できたのはこの先生だけであった。リシャールは教科書をうまく教える教育技術をもち,大学入試のための問題を解く技術をもったありきたりの先生ではなかった。かれは教えることだけでは数学の先生ではなく,自ら新しい数学の研究ができてこそ真の教師と考えていた。そのためにソルボンヌ大学の有名な幾何学者シャール (1793-1880) の講義をききにいっていたリシャールはガロアが自分のクラスにはいったときから、ガロアの天才的な頭脳をみとめた. 学年末には「こ
の生徒は群をぬいてすぐれていて, 数学のなかでも最高のものばかりを研究している」と報告した。 それだけでなく、つまらない入試を批判して, よくできる生徒は無試験で大学へ入学を許可すべきだと主張しつづけた。

ガロアは17歳のとき,これまでにえられた結果を論文の形にまとめて, コーシーのところへ送った。コーシーはこの論文を学士院に報告することを約束しておきながら, 発表するのを忘れてしまった。それだけでなく,原稿を失ってしまった。これがきっかけとなり,ガロアは学会さらに社会に対して強い反感をいだくようになった.

※ガロアの気持ちを考えるとわかる気がします。
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安倍政治の功罪 part-2 [人物]

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ノーベル賞を受賞された「佐藤元総理」「ゴルバチョフ元大統領」でも国葬はしない。
それを超える何かが安倍元総理にあるだろうか。

殺された安倍元首相は顕彰すべき功績などほとんどなく(有れば一つでも教えてほしい)、無駄に最長在任記録を作っただけで、その間に民主主義と経済を破壊した
(今の異常な 円高 円安もアベノミクスの失敗はあきらか)。GDPや民間の所得、年金は下落し、倒産、自己破産は増加、数々の疑惑に対し、国会で虚偽答弁を重ね(神聖な国会で何百回も嘘をついたことは許しがたい)、公文書の改竄、破棄を促し、公金を濫用し、バラマキ外交に終始し、ロシアとの領土交渉に失敗し、ポンコツ戦闘機の爆買い等、米政府のATMとして奉仕し、改憲と軍備増強を訴え、レイプ事件のもみ消しを図るなどの悪行ばかりの所業。

議論もないまま拙速に国葬を決めたのも、一連の罪状が蒸し返されるのを避けるため、また旧統一教会との癒着関係の追及をかわすためであろう。つまりは臭い物に蓋をするのに国葬を使うという甚だ不謹慎なことをしている。「死ねば、全て免罪」となるのなら、誰も生前に罪を償う気にはなるまい。

他国からの追悼したいという気持ちに応えたいというが、ほとんどの国のトップは来ない事からも嘘がよくわかる。

国葬参加状況
G7
アメリカ バイデン大統領  ×
イギリス ジョンソン 大統領 首相 ×
フランス マクロン大統領  ×
カナダ  トルドー首相は  × になりました
ドイツ  シミュットシュミット首相  × メルケリ元首相 ×
イタリア マッタレラ大統領 ×
※G7 全員欠席
 
参考ツィート--------------------
安倍政権から10年
選挙で自民党が勝つ度に政権が腐り
優秀な人物が消されていく
報道が権力に屈していく
そして政権も政治もどんどん腐っていく
世も末だ
もはや取り返しがつかないほど
権力者達は腐ってしまった
どこまで堕ちるのか日本
引用ツイート
Dr.ナイフ
@knife900

9月1日
政治圧力で干されたと噂のあるニュースキャスター
※偏向してるとか言う方がいますが、私は逆で最もまともなキャスター達だと思います。偏向という間違ったレッテルを貼って追放する方がよっぽど偏向していると思います。
古舘伊知郎(報ステ)
古賀茂明(報ステ)
岸井成格(NEWS23)
膳場貴子(NEWS23)
国谷裕子(クロ現)
小川彩佳(報ステ)
村尾信尚(ZERO)
浦川泰幸(キャスト)
中田敦彦(ビビット)
有馬嘉男(NHK NW9)
金平茂紀(報道特集)←new

https://gendai.media/articles/-/97878

鈴木エイト氏「疑惑の中心は安倍さんと菅さんです。安倍さんは亡くなったので調査できないと岸田さんは言いましたが、まったくのナンセンス。安倍さんが亡くなっても秘書を始め周辺の人は調査できます。また菅さんも相当深く関与しているので調査すべきです」(文化放送「ゴールデンラジオ」9月2日)

本村健太郎弁護士
⇒統一教会は、布教活動自体が違法と2001年の札幌地裁判決を受け最高裁で確定している。
すなわち司法の判断としては、統一教会は違法な団体と認定済み。
https://twitter.com/i/status/1565602523334860801
※ならば政権与党は統一協会をなぜ野放しにしてきたのか追求すべきでは。最高裁で確定判決が出ている組織なのだから。未だにその動きのない自民与党は狂っているとしか思えない。

https://t.co/WFbMdPr3Kk
この国葬が憲法違反なこと、法的根拠がないことが岸田首相自身の発言から明らかに
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安倍政治の功罪 [人物]

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テレビつけると、安倍賛辞の嵐のようですが、これでいいのでしょうか。
安倍政治は、功罪の罪が大きく、税金を私物化し続けた結果、国会で118回以上も嘘をついた事は語られない。誠実な官僚を死に追いやった事は事実だし、数々の悪行を、決してなかったことにはできない。

今問題になっている元統一教会(私は反社組織だと判断している)の問題も、関係ないですまされるのでしょうか。関係先で講演のビデオレターを流し、機関誌の表紙にも何回もなっている。元総理が出ていたら、その事で信用して関係を持つようになった方もいるに決まっている。責任か゛無いと言えるだろうか。
同じような問題にジャパンライフ問題もあると思う。桜を見る会にも招待されていた事からも親密度がうかがわれる。そのせいでどれだけの犠牲者を生んでしまったか。数え切れないだろう。

因みにドイツではこう報道されている。「日本の平和憲法を紹介し、その改正にこだわって軍事費拡大した人間と紹介。外交ではプーチンに翻弄された。彼と彼の妻は何度も疑惑の中心にありながら、起訴されずに政界にとどまったと紹介。」せめてこれぐらいの報道はしてほしいものだ。

国葬問題も国会で論議してからでもいいのではないだろうか。
右翼の一水会も反対している事からもわかるように、賛否ある問題なのは明らかなのだから。
(一水会投稿→故・安倍晋三元首相の葬儀は、自民党葬で盛大に執り行えばいい。なぜ、戦後一例のみの国葬にまで格上げするのだ。「民主主義を守る」と政府は言うが、国会論議を疎かにしたのは安倍氏だ。自民党執行部の国民への驕りを感じる。また、中曽根氏の葬儀を神嘗祭当日に執り行った愚を繰り返してはならない。)


最後に、京大の小出 裕章教授の寄稿を読んでみて下さい。
私も完全に同意します。

2022年 7 月 9 日
アベさんに対する銃撃について思うこと ----------------------------------------------------------------------------
小出 裕章
アベさんが銃撃を受けて死んだ。悲しくはない。アベさんは私が最
も嫌う、少なくとも片手で数えられる5人に入る人だった。アベさん
がやったことは特定秘密保護法制定、集団的自衛権を認めた戦争法
制定、共謀罪創設、フクシマ事故を忘れさせるための東京オリンピッ
ク誘致、そしてさらに憲法改悪まで進めようとしていた。彼のしたこ
と、しようとしてきたことはただただカネ儲け、戦争ができる国への
道づくりだった。
アベさんは弱い立場の国・人達に対しては居丈高になり、強い国・
人達に対してはとことん卑屈になる最低の人だった。朝鮮を徹底的
にバッシングし、トランプさんにはこびへつらって、彼の言いなりに
膨大な武器を購入した。彼は息をするかのように嘘をついた。森友学
園、加計学園、桜を観る会、アベノマスク…彼とその取り巻きの利権
集団で、国民のカネを、あたかも自分のカネでもあるかのように使い
放題にした。それがばれそうになると、丸ごと抱え込んだ官僚組織を
使って証拠の隠ぺい、改ざん、廃棄をして自分の罪を逃れた。その中
で、自死を強いられる人まで出たが、彼は何の責任も取らないまま逃
げおおせた。私は彼の悪行を一つひとつ明らかにし、処罰したいと思
ってきた。
私は一人ひとりの人間は、他にかけがえのないその人であり、殺し
ていい命も、殺されていい命も、一つとして存在していないと公言し
てきた。アベさんにはこれ以上の悪行を積む前に死んでほしいとは
思ったが、殺していいとは思っていなかった。悪行についての責任を
取らせることができないまま彼が殺されてしまったことをむしろ残
念に思う。
多くの人が「民主主義社会では許されない蛮行」と言うが、私はそ
の意見に与しない。すべての行為、出来事は歴史の大河の中で生まれ
る。歴史と切り離して、個々の行為を評価することはもともと誤って
いる。そもそも日本というこの国が民主主義的であると本気で思っ
ている人がいるとすれば、それこそ不思議である。
国民、特に若い人たちを貧困に落とし、政治に関して考える力すら
奪った。民主主義の根幹は選挙だなどと言いながら、自分に都合のい
い小選挙区制を敷き、どんなに低投票率であっても、選挙に勝てば後
は好き放題。国民の血税をあたかも自分のカネでもあるかのように、
自分と身内にばらまいた。原子力など、どれほどの血税をつぎ込んで
無駄にしたか考えるだけでもばかばかしい。日本で作られた57基
の原発は全て自由民主党が政権をとっている時に安全だと言って認
可された。もちろん福島第一原発だって、安全だとして認可された。
その福島原発が事故を起こし、膨大な被害と被害者が出、事故後11
年経った今も「原子力緊急事態宣言」が解除できないまま被害者たち
が苦難にあえいでいる。それでも、アベさんを含め自民党の誰一人と
して、そして自民党を支えて原発を推進してきた官僚たちも誰一人
として責任を取らない。もちろん裁判所すら原発を許してきた国の
組織であり、その裁判所は国の責任を認めないし、東京電力の会長・
社長以下の責任も認めない。どんな悲惨な事故を起こしても誰も責
任を取らずに済むということをフクシマ事故から学んだ彼らはこれ
からもまた原子力を推進すると言っている。さらに、これからは軍事
費を倍増させ、日本を戦争ができる国にしようとする。
愚かな国民には愚かな政府。それが民主主義であるというのであ
れば、そうかもしれない。しかし、それなら、虐げられた人々、抑圧
された人々の悲しみはいつの日か爆発する。今回、アベさんを銃撃し
た人の思いは分からない。でも、何度も言うが、はじめから「許しが
たい蛮行」として非難する意見には私は与さない。
心配なことは、投票日を目前にした参議院選挙に、アベさんが可哀
想とかいう意見が反映されてしまわないかということだ。さらに、今
回の出来事を理由に、治安維持法、共謀罪などがこれまで以上に強化
され、この国がますます非民主主義的で息苦しい国にされてしまう
のではないかと私は危惧する。
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因みに国葬で莫大な国費を使うなら、今痛んでいる国民の為に使ってほしい。と思います。
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悪魔について part-1 [人物]

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今、悪魔といえばプーチンを思い浮かべてしまいますが、理数の世界で有名な理論に、二人の悪魔があります。

一人は“Laplaceの悪魔”と呼ばれ,決定論的世界観の持ち主です。もう一人が“Maxwellの悪魔”で時間を逆行させようとしています。
サルトルが言うように“人間はいつも完全に自由”なのでしょうか。それとも我々の自由は幻想であり,悪魔が決めたレールの上を走っているに過ぎないのでしょうか.時間とはいったい何なのでしょうか。それは聖なる時間として大いなる円環を作っているのでしょうか、それとも“時の矢”は一方向だけに向いており,時を逆上ることは不可能なのでしょうか。.
私たち人間にとって根源的とも言える二つの考え方,決定論的世界観と時間の不可逆性に関して考えると。


魔術も,科学も本質は決定論的な考えにあるとも言えます。しかし、本当に科学の進歩によって、魔術の部分を科学が取って変わり、すべてを科学が説明してしまうのでしょうか。
原理的に、すべての現象は物理学で予測できるのであるという立場に立つ存在が“Laplaceの悪魔”と呼ばれているものです。今なお,多くの人々の間では、 “Laplaceの悪魔”が存在し,19世紀そのままに科学=決定論といった図式がはびこっているようです。しかし物理学の世界では、とっくの昔に決定論と決別しているようです。

決定論,つまり因果関係に言及しようとすると、必ず出てくるのが“時間”です。アリストテレスは『自然学』の中で時間と,運動や変化が同等ではないことを示しています。「時間」は運動ではないが,しかしまた,運動がなければ存在もしない,」と言うように,時間が,運動や変化と独立には存在し得ないと言っています。前者が時間の絶対性を表明し、後者が時間の相対性を表明しています。

物理学の法則を見るとそのほとんどは時間に対し対称的です。どこから現象の不可逆性が出てくるのでしょうか、ある意味で時を逆行させる存在が“Maxwellの悪魔”と言われるものです。
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「リーマン予想」黒川信重教授の取り組み [人物]

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黒川教授授業風景

数学の未解決問題「リーマン予想」は、三つの世紀にまたがって人類の挑戦を阻み続けている。日本人でそれに50年以上取り組んでいるのが数学者の黒川信重・東工大名誉教授(68)だ。
 
 「予想が出されて161年経つが、証明に挑んだあらゆる数学者が失敗している。まさに最難関の問題だ」。黒川さんがそう語るのが、ドイツ人数学者ベルンハルト・リーマンが1859年に提唱した、素数の振る舞いに関する「リーマン予想」だ。
 素数とは、2、3、5、7、11、13……のように、自分自身と1以外で割り切れない1より大きい整数。全ての整数は素因数分解されるので、素数は「数の原子」とも呼ばれる。この素数の振る舞いは実に不規則で、それを利用してクレジットカード情報や機密データの保護に「暗号」として使われている。
 確かに素数の分布は不規則だが、そこに何かパターンが潜んでいるかもしれない。「個々の素数はランダムに見えるが、素数全体をみると調和している。リーマン予想の本質はそこにある」と黒川さんは語る。

予想の土台を築いた天才数学者・オイラーは「素数列に潜むであろう規則性を探る数学者の努力は空しく、この問題は人類には到達しえない謎のように思われる」と語る一方で、
 (自然数全体に関する和)=(素数全体に関する積)
と表せることを見抜いた。リーマンはこの式を複素数に拡張して「ゼータ(ζ)関数」と名付け、ζ(s)=0となるような複素数sは、実質的には実数の部分が1/2になるものしかない、と予想した。
 これが証明できれば、ある数以下の素数はおよそ何個あるか定式化できることにつながる。
 米クレイ数学研究所は2000年、七つの数学未解決問題をあげ、リーマン予想に100万ドルの懸賞金をかけたが、いまだに賞金を手にした者はいない。

 10年前、黒川さんはリーマン予想解決まで「8合目」だと語っていた。現在は最高峰に迫っているのか

今でも「リーマン予想」問題を研究している数学者は多々いると聞きます。黒川教授とともに期待したい。

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