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・議員宿舎は破格の賃料
議員宿舎は衆院が赤坂と青山、参院が麹町と清水谷に持っているが、いずれも賃料は格安だ。
たとえば、赤坂議員宿舎は3LDK(約82㎡)で家賃が月12万4652円と、相場の4分の1の額になっている。もちろん、宿舎の管理運営費も税金で賄われており、赤坂議員宿舎の場合は年間で総額約6億2000万円に及ぶ。衆議院第2議員会館地下3階には最新器具を備えたトレーニングジムが設置されているが、それも無料で使い放題だ。
・診療代は無料
院内の1階には衆院と参院それぞれに医務室があって、内科医が常駐しています。実は、国会議員であれば、診療代は無料。薬剤師もおり、花粉症の薬や目薬など簡単な薬も出してくれるので、セコい議員はドラッグストアで買わず、わざわざ院内の医務室で処方してもらっているありさま。
・政治資金団体の名義変更
議員は相続税や贈与税すら免れることができる。
自民党大物議員Xの政治資金管理団体に1億円の資産がプールされていたとします。その団体の代表名をXから息子のYに変えれば、お金を丸々引き継げるというわけです。昨年には故・安倍晋三元首相の政治団体から、妻の昭恵さんが約1億9000万円もの資産を非課税で継承していたことが明らかになり、話題を呼びました。ただそれでも、法改正の議論は一向に進んでいません。
・旧文通費
党内で配るためのバレンタインチョコを旧文通費で購入していたり、官僚や事務所スタッフとの飲み食いに使っているならまだマシで、クラブ通いや自分の洋服代、家族の食事代に使っている議員までいるようです。
・立法事務費
会派に対し支給され、議員一人あたりの金額は月65万円。やはりこちらも、非課税で使途報告の義務はない。
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「議員収入年間3000万円超は先進国のなかでも高い額です。しかも、非課税で使途報告の必要がない収入が1000万円以上あるのは日本だけ。イギリスやアメリカの議員は、1円単位まで使途明細書の提出を求められています」
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・JR無料パス
JR無料パスは名刺大のカードで、歳費法にもとづいて国会議員に与えられます。駅の有人改札でパスを示せば、無料で全国のJR路線に乗れる。特急券も無料なので、新幹線を使う際はグリーン車で移動できます。移動についてもほぼカネはかからない。特権の最たる例とも言われる。
・海外視察
年間約5億3000万円が国から支給されている。
名のある議員が海外や地方に行く際、空港では必ずJALやANAのスタッフが玄関口まで出迎えに来てくれます。そして、荷物を運んでVIPラウンジに案内してくれるのです。ちなみに、『航空券引換証』で乗った場合もマイルが貯められます」
・公用車
衆参あわせ議員定数713人に対し、203台の公用車も用意されている。運転手の人件費だけで年間約16億円。もちろん、ガソリン代も議員が負担する必要はない。公用車は会派ごとに割り当てられ、各委員会の委員長など役職者に支給されます。ただ、常に空いている車があり、一般議員でも抽選にとおれば間違いなく乗れる。過去には改革派から削減の提案が出たこともありますが、結局行われることはありませんでした。
「週刊現代」2023年2月17日号より引用記事有り
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※ありすぎて書き切れない。せめて一般国民並の生活をして欲しい。でなければまともな政治なんて期待も出来ない。裏金問題を契機に、今度こそ“政治とカネ”の在り方を見直すべきではないだろうか。
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いくら何でもズルすぎる「議員特権」 [社会]
・議員宿舎は破格の賃料
議員宿舎は衆院が赤坂と青山、参院が麹町と清水谷に持っているが、いずれも賃料は格安だ。
たとえば、赤坂議員宿舎は3LDK(約82㎡)で家賃が月12万4652円と、相場の4分の1の額になっている。もちろん、宿舎の管理運営費も税金で賄われており、赤坂議員宿舎の場合は年間で総額約6億2000万円に及ぶ。衆議院第2議員会館地下3階には最新器具を備えたトレーニングジムが設置されているが、それも無料で使い放題だ。
・診療代は無料
院内の1階には衆院と参院それぞれに医務室があって、内科医が常駐しています。実は、国会議員であれば、診療代は無料。薬剤師もおり、花粉症の薬や目薬など簡単な薬も出してくれるので、セコい議員はドラッグストアで買わず、わざわざ院内の医務室で処方してもらっているありさま。
・政治資金団体の名義変更
議員は相続税や贈与税すら免れることができる。
自民党大物議員Xの政治資金管理団体に1億円の資産がプールされていたとします。その団体の代表名をXから息子のYに変えれば、お金を丸々引き継げるというわけです。昨年には故・安倍晋三元首相の政治団体から、妻の昭恵さんが約1億9000万円もの資産を非課税で継承していたことが明らかになり、話題を呼びました。ただそれでも、法改正の議論は一向に進んでいません。
・旧文通費
党内で配るためのバレンタインチョコを旧文通費で購入していたり、官僚や事務所スタッフとの飲み食いに使っているならまだマシで、クラブ通いや自分の洋服代、家族の食事代に使っている議員までいるようです。
・立法事務費
会派に対し支給され、議員一人あたりの金額は月65万円。やはりこちらも、非課税で使途報告の義務はない。
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「議員収入年間3000万円超は先進国のなかでも高い額です。しかも、非課税で使途報告の必要がない収入が1000万円以上あるのは日本だけ。イギリスやアメリカの議員は、1円単位まで使途明細書の提出を求められています」
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・JR無料パス
JR無料パスは名刺大のカードで、歳費法にもとづいて国会議員に与えられます。駅の有人改札でパスを示せば、無料で全国のJR路線に乗れる。特急券も無料なので、新幹線を使う際はグリーン車で移動できます。移動についてもほぼカネはかからない。特権の最たる例とも言われる。
・海外視察
年間約5億3000万円が国から支給されている。
名のある議員が海外や地方に行く際、空港では必ずJALやANAのスタッフが玄関口まで出迎えに来てくれます。そして、荷物を運んでVIPラウンジに案内してくれるのです。ちなみに、『航空券引換証』で乗った場合もマイルが貯められます」
・公用車
衆参あわせ議員定数713人に対し、203台の公用車も用意されている。運転手の人件費だけで年間約16億円。もちろん、ガソリン代も議員が負担する必要はない。公用車は会派ごとに割り当てられ、各委員会の委員長など役職者に支給されます。ただ、常に空いている車があり、一般議員でも抽選にとおれば間違いなく乗れる。過去には改革派から削減の提案が出たこともありますが、結局行われることはありませんでした。
「週刊現代」2023年2月17日号より引用記事有り
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※ありすぎて書き切れない。せめて一般国民並の生活をして欲しい。でなければまともな政治なんて期待も出来ない。裏金問題を契機に、今度こそ“政治とカネ”の在り方を見直すべきではないだろうか。
2024-02-17 17:18
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コメント(4)
議員特権は「ならず者自民党」が作ったようです。
あんなならず者引退すべきです。
by 猫またぎ (2024-02-18 17:36)
すべての特権がひどすぎるとは思いません。
本当に必要ならば、JRにも無料で乗ってもらいたいし、海外視察にも行って見聞を広めてほしいし、立法事務費も活用してもらいたい。
でも、そのすべてがお金を渡された瞬間、使途は闇の中に葬り去られているところが問題。
使途を報告させて公表し、必要な額を渡せばいいだけ。
報告義務を課したところで、困るのはズルして悪いことに使っていた連中だけでしょう。
もっとも、政治資金団体の名義変更だけは、明らかな脱法行為。
相続税や贈与税の脱税行為として厳しく取り締まる必要があると思います
by skekhtehuacso (2024-02-18 19:45)
政治家は、特権の世界で優遇され過ぎです
これも自分たちで決めているんですから・・・!
by ファルコ84 (2024-02-19 08:15)
コメントありがとうございます。
by step-iwasaki (2024-02-20 16:26)