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近未来の学校はどうなるのだろう [社会]

足成-P.jfif

教わる側の選択肢が増える
学校に行きたい子供は教師から授業を受ければ良いですし、行きたくない子供は教師以外の専門家から授業を受ければ良いのです。つまり、教わる側の選択肢が増えていくことになるでしょう。

「先生」は、教員の他にも、塾講師、各分野の研究者、友人、先輩、企業やNPO法人など、探せばいくらでもスペシャリストがいるのです。例えば、オンライン上で、専門分野の先生たちから、教科書に載っている以上の知識を教えてもらえるからです。

未来の学校
未来の学校では、学習の依存先が学校だけではなくなることが想起されます。オンライン上のカリキュラムでも良いですし、学習支援の場であったり、大学の研究施設であったりと、お願いすれば知識を身に付けることができる対応が可能になっていくと思います。
もちろん、オンライン上で受ける授業であれば、質の高い情報を自宅にいながら得ることができます。環境さえ整っていれば、場所を問わないといっても良いでしょう。

つまり、特定の場所に依存しなくて済むので、新たな感覚で授業を受ける人が増えていくかもしれません。
例えば、近年では英語の授業にAIを用いて、1対1で英語を話す練習をさせています。プログラミングの授業では、生徒1人に1台iPadを持たせて、プログラミングの動きを視覚的に捉えるようにして、実践している学校もあります。

今後の先生
今後の先生の括りとしては、人間関係の構築方法を教えることが大切になってくるのではないでしょうか。授業面ではAIや専門家に敵わないので、生徒間のメンタルケアができて、コミュニケーション能力の向上が図れる先生の需要が増えていくでしょう。

周りと自分を比較する時代が終わる
未来の学校では、周りと自分を比較する時代が終わります。
今までは、テストがあるごとにランキング付けがされ、マウントを取られて嫌な思いをした人もいたのではないでしょうか。なぜ比較する時代が終わるかというと、義務教育が終わったら学校に行く必要がなくなるからです。義務教育が終わったら、進学するかどうかを選択できます。必ずしも進学しなくてはいけないわけではありませんし、個人的に興味のある分野があれば、興味に特化した授業を1人で受けることができます。つまり、他人と比較せずに、授業を受けることができるようになるのです。

人間関係で苦労してきた人は、興味のある分野を突き抜けて勉強してみても良いかもしれません。今後の学校では、協調生よりも個性が尊重される時代です。世間では、「海外に対抗できる逸材が現れない」といわれることがあります。では、逸材を「協調性を求めるあまり潰してしまっていた」と考えたことのある先生は、どれほどいるのでしょうか。つまり、逸材を生み出したいなら、個性を尊重して秀でている分野にのめり込ませてあげることが大切なのです。

いずれにしても学校で勉強をする機会は、少しずつ減っていくでしょう。学校にしろ、先生にしろ、教育現場で働いている人たちには、教育者ならではの「進化」が求められてきているといえるかもしれません。。
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ぼんぼちぼちぼち

教わる側の選択肢が増えるって、とても喜ばしいことでやすね。
あっしは某美術中高に通っていたのでやすが、美術教師の教え方がいいかげんで、質問してもまともに答えてくれなかったり、で、美術教師同士の派閥争いのほうにばかり夢中で、無駄に授業料払ってたなあと思いやす。
選択肢があれば、そんな教師達に関わらないで優秀な教師のいる所を選べやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-06-02 16:06) 

step-iwasaki

コメントありがとうございます。
この変化もポジ思考でよい方向に向かえばと思います。
by step-iwasaki (2020-06-02 17:06) 

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