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大学入学共通テスト「国語」の課題 [社会]

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過去に私のblogで高校教科書から小説等が消え実用的な内容に変わる事への不安を書きましたが、実際大学入学共通テストも終わり、その点確認してみました。ですが、大学入学共通テストの国語で、結局「実用文」は今年も出題されなかった。

試行調査の段階では、駐車場の契約書やら高校の生徒会規約やらグラフやらが出題され大きな物議をかもした末に、昨年、第一回の大学入学共通テストも、そして今年の大学入学共通テストにも影も形も見えなかった。そのための対策をしてきた受験生とその周囲は迷惑と困惑を感じたに違いない。

記述式設問が早くに中止を表明されたのに対し、実用文に関してはなんら明確なメッセージが発せられてこなかった。二年続けて出なかったということは、もう今後も出題されないと考えてよいのだろうか。おそらく無理なのでしょう。過去には小説や評論等でも素晴らしい問題も見受けられただけに残念でなりません。

先日、新学習指導要領で、実用文・評論系になるはずだった「現代の国語」に小説を載せた高一の教科書が、教科書採用シェアでトップだったというニュースがあった。高校の現場ではおそらく改訂前の状態を望んでいるのではないだろうか。
さらに最近聞こえてくるのは、古文や漢文も高校教科書から消えそうだという。一考を願いたい。

文科省は現場の望むかたちに戻すべきだと思う。
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