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東大合格者の4割以上が高所得層の家庭である。 [社会]

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東大合格者の4割以上が高所得層の家庭であるという事実は本当でしょうか。調べてみると本当のようです。

東大合格者の家庭環境は重要な要素のようです。 今年の 『AERA」 3月号によれば、 東大学生委員会が実施した学生生活実態調査によると東大生の家庭の実に42.5% が世帯年収1050万円を超えるそうです。 確かに、大学進学、 もっと言えば受験勉強のためには経済的余裕が必要であることは事実ですが、 国立大である東大はその他の私大に比べると学費の負担ははるかに少なく、経済的負担だけがそもそもの原因なのかというと、そうも感じられない点がありました。それが奨学金の 「女子枠」のニュースであり、「ファーストジェネレーション枠」…(親が4年生大学を卒業していない学生を対象の奨学金制度) の存在と合わせて考えたとき、日本の受験の独特の現状が浮き彫りになっています。

そもそも経験でしか語れなかった現在、様々な大学が存在し、入学試験の方式も非常に細かく様々に存在します。 18歳人口の減少とともに、 どの大学も様々な方策で入学者の獲得に躍起になる一方、それが様々な入試形式の乱立を招いています。
入学の選抜方法は一般的な筆記試験はもちろんのこと、現在では国公立大学でも採用されている推薦入試、 そして現在最も話題になっている総合型選抜 (いわゆる以前のAO選抜) など、10年前と比べるだけでも選抜方法の種類は格段に増えました。 しかし、10年前と比べるだけでも選抜方法の種類は格段に増えました。 しかしながら、現在そのような選抜方法をすべて網羅することは非常に困難です。 ネットが発達する以上に、発信される情報が多いため、各家庭で適切な情報を得ることが困難な状況にあると考えます。そのため、親から子へ伝わる情報というのは、 結局のところ親の世代の情報をもとにした受験に対する意識に繋がるのではないのかと思うのです。
女性は社会で活躍し難いだとか、4年制大学を卒業していないご家庭からすれば、大学を出なくても世の中やっていけるなどの発想が自身の経験から述べられているのではないか、ということです。そう考えると、東大合格者の家庭の4割以上が高所得層であることもある意味納得できます。 自身の高収入を支えるものの一つとして学歴 (特に東大というブランド) が大きいという点を痛感しているからではないでしょうか?ですから、ご家族が東大出身者の場合、 子にも東大を目指すよう勧めることも多いと推測します。

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ぼんぼちぼちぼち

書かれていることに加えて、家庭が貧しく、高校から放課後、家計を助ける為に働きづめの学生は、
いくら学問の素質や学びたい気持ちがあっても、進学塾に通わせて貰って受験のためのノウハウを学ばせてもらえる学生には負けてしまうのだと思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2023-12-07 18:50) 

よしあき・ギャラリー

悲しい現実です。
by よしあき・ギャラリー (2023-12-08 11:51) 

step-iwasaki

ぼんぼちぼちぼちさん、 よしあき・ギャラリーさん、コメントありがとうございます。同意します。
by step-iwasaki (2023-12-08 16:04) 

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