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スマホ持ち込み可入試 [社会]

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入試情勢
首都圏の入試は中盤~終盤を迎えています。
摸試受験情勢では増えて拡大はしているようです。付属中心の共学志向は高止まり、男子校・女子校の受験者が増えそうです。

スマホ持ち込み可入試
そんな中で、最近の入試で気になったのは、スマホ持ち込み可入試です。
SNSなどでも話題になっているのでご存じの方もいるかもしれません。東京女子学園が、従来の算数一科目午後入試の実施方法をアピールするため「スマホ持ち込みOK入試」と命名し、単なるペーパー試験ではなくスマホやタブレットあるいは参考書などをその入試の場で利用してよいとしました。
ウェブにアップされている例題を見ると、一般の入試の問題とは明らかにおもむきの違うめずらしい問題で受験生にとっては初めて見る問題かもしれません。しかも正解は一つとは限らず様々な解答が可能な問題になっています。つまり決まった解き方があるわけではないので受験者の工夫が試される。スマホでも参考書でも問題解決に役立ててよいという事らしい。受験生の創意工夫が勝負どころになると思われます。
この入試では習熟的ないままでの入試テクニックでは対応するのは難しく、本質的な理解が求められる。受験界に一石を投じたことは間違いない。

外部とのコンタクトをとったりは禁止されているようですが、試験監督は監視することに大変さを感じますし、新たな不正を考える受験生が現れる危険性もはらんでいるかもしれません。

私的結論
最近では大学入試であれだけ色々な問題が噴出した事を考えても、入試対策は実施側でも過渡期なのかもしれません。なので、正解は見つからない現状では何か実施してみて、結果からさらに良い方向を見つけていくしかないのかもしれません。ただ経済的に格差のあることに有利不利のない入試になる事を願います。
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