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AO入試について [社会]

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AO入試とは
AO入試は「アドミッションズ・オフィス入試」の略であり、学校側が学生に求めている基準にそっているかどうかを基準に合否を決める入試方式のことです。
もともとアメリカの大学で採用されていた入試システムでしたが、日本でも近年では早稲田大学や慶應大学など有名な大学などでもAO入試を採用し、学生たちもまたAO入試を利用して希望する大学に進学を果たしています。
基本的に高校時代の学業成績や内申点などは考慮されません。

AO入試は、6月ごろから始まり、8?10月くらいに選考・合格発表がある場合が多いです。大学・学部によっては、何度もAO入試を実施し、2月や3月のエントリーが可能なケースもあります。

AO入試対策に必要なことは、大学固有の特徴を把握することです。大学や学部によって異なる「求める人物像」に対して、自分がいかに合致しているかをアピールする志望理由が必須となるため、いかに受験する大学の情報を収集できるかがポイントとなります。


AO入試、向き不向き。

自分の将来の夢や目標について明確なヴィジョンがある人→〇
AO入試では、受験生が描く将来の明確なビジョンとともに、そのビジョンを実現するために大学で何をする必要があるのかを、説明しなくてはなりません。

何かに対する興味や関心がうすい人→✕
自分が何に興味や関心があり、何をしたいのかが把握できていないと、大学で何を学びたいのかという点を志望理由書や面接などで説明することができません。興味や関心の幅を広げ、対象への思いを深めていくことが大切です。

自分の考えを正確に言語化することができない人→✕
AO入試では志望理由書などの出願書類を作成する必要があります。自分の考えを正確に丁寧に言語化することが苦手な人や、そもそも自分なりの考えを持っていない人は、試験の性質からAO入試には向いてないです。それでも、訓練していけば自分の考えをまとめたり、正しく言語化することができるようになります。高校1,2年生から意識をもって小論文の訓練をしましょう。

とりあえず大学に行こうと思っている人→✕
理由は書くまでもありません。そもそものAO入試の趣旨と合っていないです。

そして思う事
私立大学の入学者数厳格化に伴う一般入試の難化に加え、いよいよ大学入学共通テストが始まるものの、その出題に関する先行きが不透明な部分もあることから、一般入試よりも先に合格が決まるAO入試への人気が一段と高まりそうです。
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