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大学生の生活事情。 [社会]

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家庭からの仕送りの減少分をアルバイトで補おうとしても、コロナでアルバイトも難しく、特に大学生が働くような飲食店では営業自粛や営業時間短縮などによりアルバイトの時間が減り、それで収入も減ったと考えられます。また、奨学金が微増していますが、収入の合計額で減少していることを見ると焼け石に水です。

では、家賃が安いし食費も低くなる地方の方が暮らしやすいでしょうか。
東京圏または京阪神では生活費がかかること、 学生の収入が大きく減っている状況を踏まえると、 東京圏・京阪神以外の自宅から通える国公立大学に行くのがベストなのではないか、と思うかもしれません。 実は必ずしも地方の選択がベストとは限りません。

学生の収入は家庭からの仕送り、 奨学金、アルバイト、定職収入・その他で構成されていますが、仕送りは60%、奨学金は19%、 アルバイトは19%ほどとなっています。 この内、大きく増減する可能性があるのは仕送りとアルバイトとなります。
そこで注目いただきたいのがアルバイトです。仕事の数、種類でいえば地方よりは東京の方が数多くありますし最低賃金も高いです。仮に飲食店のアルバイトを探すにしても、都内では探すまでもなく駅の近くに飲食店が多数あるところが多いですし飲食店以外のアルバイトを探すにしても、都内の方が探しやすいでしょう。時給も高いかもしれません。交通の面で、地方では移動に時間がかかる(自分の生活圏内に仕事先がある可能性が、比較すると低い)ため実質的に拘束される時間あたりの賃金は見た目以上に低くなってしまう、と捉えることもできます。


東京での生活にはかなりのお金がかかりますが、 アルバイトをすることをいとわなければ十分に生活できるように思います。 勿論、 大学の勉強をしながらアルバイトをすることは大変ですし、統計で見てきたような何十万円という差を「気軽に挽回できる」ほど甘くないのが現実です。
ただ、昨今大学生の方も 「フリーランス」として自分で仕事を受託する人も増えており、中には社会人以上に稼いでしまう人も少なくありません。 学業を疎かにしてはいけませんが「そういう可能性」があるのはやはり都内や大阪などの都会エリアでしょう。
その上でさらに別の視点から、 アルバイトを勉強以外の役に立つ経験と考えてみることもできます。働いてお金を稼ぐということがどういうことかを理解できるだけではなく、様々な人と会ったり知らないことを知ったりする機会になるかもしれません。 この経験が将来何か役に立つこともあるかもしれません。
また、たくさんの店や施設があるということは、学生時代に勉強以外のことを始めようとした時に、 試しに経験してみるということがしやすいことでもあります。 やる気があっても場所が無いという状況では、そのやる気を十分に生かすことはできません。
勉強以外の経験が得られる環境も踏まえると、 東京都内の大学に進学する利点も結構有るのかもしれません。
nice!(218)  コメント(4) 

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コメント 4

Azumino_Kaku

お邪魔します。学生時代のアルバイト、社会勉強と申しますが、学生にとっては社会を知る貴重な機会ですよね。
by Azumino_Kaku (2022-09-14 21:24) 

step-iwasaki

Azumino_Kakuさん、コメントありがとうございます。

by step-iwasaki (2022-09-15 17:01) 

レインボーゴブリン

ご訪問いただき、ありがとうございます。
地球は生き物だと言われます。人間が増えすぎると、人口を減らすために未知の病を流行らせるのだそうです。私が学生の頃には、世界中でエイズが流行しました。そして、いままたコロナが流行しています。
人間とは、懲りない生き物なのでしょうか?
by レインボーゴブリン (2022-09-17 00:53) 

step-iwasaki

レインボーゴブリンさん、コメントありがとうございます
by step-iwasaki (2022-09-17 09:41) 

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