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2025年度から大学入学共通テスト6教科8科目に [社会]

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AIやICTなど情報化社会を迎え、 人々の暮らしが大きく変わってきました。 Google などの検索エンジンはもちろん、最近ではChatGPTなどの生成系AIが世界中で何かと話題です。

様々な新技術によって進化し続ける社会において、情報的な視点が求められることから、今「情報」を学ぶ重要性が注目されています。 高校では正式に教科として授業に組み込まれ、 そして2025年度からは大学入学共通テストで 「情報」が出題されることも決まりました。 5教科7科目の試験内容が6教科8科目になります。 つまり、情報という教科が、 英語、国語、数学、理科、地理歴史・公民に肩を並べたわけです。 しかも世の中の流れを加味すれば、もはや情報は単なる教科のひとつという位置づけではなく、もっと重要な役割を担っているといえます。

2022年にそれまでの 「社会と情報」 と「情報の科学」 を統合した 「情報I」が必履修科目化されたことを受け、2025年度の大学入学共通テストから 「情報」が出題科目に設定されました。 ところで、大学入試センターでは、2020年、2021年、2022年と大学入学共通テストにおける「情報」 のサンプル問題や試作問題を公表していますが、ご覧になられたでしょうか。 もし、 まだ見られていないようでしたら、大学入試センターのホームページからダウンロードできるので、ぜひ一度目を通してみてください。 2020年版では、 まだまだ出題に偏りも見られたので、改良が重ねられた2022年版が最も参考になると思います。 全体的なバランスもよくなり、出題傾向もだいぶ見えてきました (試作問題2022参照)。
概ね 「簡単」な内容だと感じています。 プログラミングについても思っていたより問題の内容が浅いようです。 まだ試作段階なので、本番では多少難化すると予想しますが、それでもこれなら大学入学共通テストの 「情報!」 は恐れるに足りません。

サンプル問題
https://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?d=510&f=abm00000307.pdf&n=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%80%8E%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%80%8F_%E5%95%8F%E9%A1%8C.pdf
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