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優しさのベクトルが違う。 [社会]

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日本人は優しいと思う。ただそれが間違った方向に向いている気がしてならない。いくつかの例を挙げます。

・国会での議論に対する世論の反応
わかりやすいのは「野党は反対ばかりしている。」という世論
がありますが、おとなしく与党のいいなりになれとでもいうのでしょうか。反対すると言うより問題点を追及してより良い法律を作るのが役目ではないだろうか。極端に言えば反論するのが野党の一番重要な役目だと思う。
・セカンドレイプへの危惧
今回松本問題でもそうですが、被害女性に対するコメントで明らかにセカンドレイプされています。売名だとか、嘘だとか、警察に言えばいいとか、これらはおかしい。

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セカンドレイプ
別名:第二の性的被害、性的二次被害
英語:second rape

レイプなどの性的暴行を受けた者に対して、第三者が、性被害の苦痛を思い出させるような言葉を投げたり、被害を受けた原因の一端が被害者自身にもあったというような中傷めいた発言をしたりして、精神的な苦痛を与えること。

レイプ被害者は肉体的な面もさることながら精神的に大きな苦痛を受ける。早く忘れるために泣き寝入りをする被害者も多いとされる。事件が表沙汰になると、警察の取り調べを受ける中で被害の内容を思い出したり、マスコミが事件について報道したり、あるいは裁判で被告を擁護する側に立つ者が、性的挑発があったから性暴行が起きたかのように周囲に印象付ける発言を行ったりすることで、被害者をいっそう苦しめることになる場合が少なくなく、性犯罪そのものと併せて問題視されている。
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※この問題では指原さんのコメントがわかりやすいです。
指原は「淳さんがおっしゃっているように、本人たちがやった、やってないという話をしたりとか、女性がついていったのが悪いっていう話をネットでしてるじゃないですか。それがそもそも一種のセカンドレイプなんじゃないかって私は思うので、そういうのが早くなくなればいいというか」と別の視点から私見。「8年前のことっていうニュアンスも私はすごくよくないふうに私は思いますね。時間が経っても同じように扱うべきだと思う」とも語った。(淳:ロンブー田村淳)

・学校の授業
私の知っている限り、最近の学校では討論のような事が極力避けられているように感じます。とにかく上には逆らわず従えばいいという空気が流れています。そのことが、若者の現政権支持になっているようです。若者のデモも今ではほとんど盛り上がりません。一部のコメンティターもひたすら与党のご機嫌を取るような事ばかり発言し、反対するものを攻撃しています。まさしく大政翼賛会の養成機関になりつつあります。

冷静に考えても気が付いて欲しいと願うばかりです。

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