SSブログ
スポンサーリンク

価値観の崩壊 [塾]

足なり-女生徒.jpg
答えがない
これからはあらゆる既成の価値観が崩壊し、答えがない時代を子どもたちは生きていくことになる。例えば、コロナに恐怖を感じる人が多いのは、絶対的な正解を誰もが持っていないからである。政府が発表する情報も信用できないし、専門家であっても人によっては真逆な意見を表明する。私たちが自らの命や家族の命を守るためには、様々な情報を入手し、その真偽を確かめ、自分で答えを出さなければならない。

学育とは
幼児童教育は脳をデザインする教育である。いや、「教育」という言葉自体が時代遅れであり、欧米ではすでに「学育」の時代に移行しているという。「教育」とは先生が答えを持っていて、子どもたちはそれを疑うことなく吸収すること。それに対して、「学育」は子どもたちが自ら学び、育っていく。答えがない時代に必要なのは「学育」であり、答えを自ら考え出す脳をデザインしていかなければならない。

オンライン
コロナによって対面授業からオンライン授業への潮流が顕著になった。子どもたちがそれに慣れてしまうと、教室に通う必要がなくなってくる。授業のオンライン化は多くの講師を雇用する必要がないので、経営効率が格段と上がる。かつて東進予備校が衛星放送主体に踏み切った時、多くの講師たちが契約を解除された。
一方、教育に関するコンテンツを知的財産化することが容易になった。かつては肉体を持った教師が授業をすることで対価を得ていたのだが、これからは教育コンテンツやノウハウを様々な形で知的財産化を図り、教師がいなくても多くの子どもたちが学べるシステムが必要だ。そのための教育変革に貢献していきたい。

塾業界
私は旧態依然の教育を変えるために、様々なコンテンツを使用予定であるが、そうしたプロセスにおいて、教育業界、特に塾業界の将来をある程度見通すことができた。一つには、対面授業中心から、オンラインへ。あるいは、対面授業とオンラインの併用がさらに進むのではないか。
もう一つはYouTubeがこれだけ盛んになった現在、動画授業ではお金を取ることができなくなるのではないか。
それならば、生き残りをかけた厳しい時代の中で、動画授業を含めて、新しい形態の塾のあり方が問われることになるであろう。

nice!(117)  コメント(0) 

あの生徒の想いで。 [塾]

足なり-救急車.jpg

長くこの仕事をしていると色々な事がありましたが、やはり忘れられないと言えば
悲しい出来事になってしまいます。

Aくんの事故
10年程前になるでしょうか。彼は小六で入塾しました。とても優秀でいつもトップクラスの成績。性格も相手思いで友達も沢山いました。そんな彼ですが算数で苦手の項目があるという事で入塾して来ました。その後も色々な意味で模範生でした。魚の卸業の父も彼の将来に期待していて、国立大学を目指していました。彼の頑張りで合格は確実と模試のデータも順調でした。そんな彼が高校生のある日の朝、突然父親から電話が掛かってきました。「朝、亡くなった」「通学で駅に向かっている途中、バイクとトラックの事故で… 。」真面目な彼の事だから、電車の時間に間に合わず少し急いだのでしょうか。声が消えかかって、泣き声混じりでした。彼の姿が頭の中で巡り、なかなか消えません。関わりも長いし、本人ももとより、家族の思いが痛いほどわかる気がして本当に辛かった。今でもバイクを見ると彼の事を思い出して、気持ちで泣いています。冥福を祈らずにはいられません。

Hくんの事故
事故と言えば思い出してしまう事例がもう一つあります。
Hくんは数年前に自転車で大事故を起こしてしまうのですが、実は何年か前より何度か危険な事がありました。塾の前は曲がり角になっていて直進と交差しています。見晴らしも悪い関係でよく事故があります。月に一度位の割合で車同士の事故があるのは日常になっていました。
たまたま私が見ていた時に、高校生の塾生Hがスピードを上げたまま曲がりました。ちょうど車が来て10mほど飛ばされ彼は宙に舞いました。大急ぎで救急車を呼び、彼の母を呼びました。母は着くなり私を見つけると抱きついて来ました。倒れている彼の脇で抱き合っている様は周りからは奇異に見えたかもしれません。彼の家では半年ほど前に交通事故で父を亡くしていたんです。また事故という母の気持ちがそういう行動になったようです。幸いその時は気を失っていただけでかすり傷程度でした。
その半年後、その母から電話があり「駅でHくんの自転車がマイクロバスに追突した。意識不明で病院に運ばれた」というものでした。今度は軽くは済まず首の骨(脊椎損傷)を折り、緊急手術を数回しましたが、寝たきりになってしまいました。医者からは手先さえも動くようになるかわからないという話でした。話を聞いて呆然としてしまいました。母の気持ちを考えるとみていられませんでした。半年後、医者の予想を超えた快復力を発揮して車椅子に乗れるまで快復したといって会いに来てくれました。泣けました。さらなる快復を祈らずにはいられません。またさらなる医学の進歩を期待する気持ちが強くなりました。

とにかく、自転車もバイクも大変危険な乗り物です。集中力を持って真剣に乗ろうなと今日も生徒に話しています。
nice!(147)  コメント(3) 

教育支援システムの変化と進化 [塾]

足なり-パソコンB.jpg
新型コロナ感染は長期戦になるが、教育支援システムは、すでにライブの補助的なシステムではなく、それに取って代わる存在になりつつある、全国的に学校現場ではオンライン授業がスムーズに出来る環境ではない。かといって、予備校や塾が完全とは言い切れない。これから数年間は試行錯誤が続くのだろう。通信インフラが成熟化した現在、教育コンテンツやシステムなどの変化と進化が加速化していく時代なのである。このような状況の中、改めて対面の大切さを再認識する人も多い。デジタルとアナログのバランスが大事だと考える人もいる。様々な実験と試行を経て、新たな教育が準構築されていくだろう。

いくつかの塾の対応について調べて見ました。
G塾「オンラインとオフラインの組み合わせの大切さ」
公教育を中心とした学校現場の混乱のなか、対応においては地域差・学校差が大きくなると予想され、その結果がそのまま子ども達の学力の差になる心配がある。また、受験生にとっては入試の動向も気になるところであり、例年のような入試にはならない・できないと思われる。(新型コロナウイルスにおいて第2波・第3波も予想され、先が見えない)そのような状況を受けて、ギガスクール構想などの動きが加速することとなるが、家庭での環境問題も大きな壁となり、教育のオンライン化整備には時間がかかると予想される。そんななか、私教育・民間教育の果たすべき役割はますます大きくなると同時に、学びのかたちが今まで以上に多様化してくることとなるはずだ。これからの教育において、コロナ前の状況に完全に戻ることはできないと同時に、すべてをオンラインで賄うことにも限界があるとの実感もあるため、今後はオンラインとオフラインの組み合わせが求められるものと思っている。

H塾「教育不安から、塾業界は活発化するのでは。」
オンライン教育は商圏が広がるので活性化するとは思うが万能ではない。結局自分を律することができる生徒はごく少数なので、対面授業中心に或いは対面授業+オンライン授業という形態で進むと思っている。

J塾「オンラインの効率良い活用求められる」
本来教育は人と人との関わりで成り立つものであると考えているが、今回の新型コロナウィルス感染拡大のような非常事態においては、オンラインによる遠隔授業や動画配信、衛星授業等のニーズは高まってくるだろうし、社会の流れにもなるだろうと思われる。ただ、学習効果や学力向上のことを考えれば、できることなら従来の対面型授業とオンライン等の授業を並行して効率よく行うことが望ましいと思うのオンライン授業だけに頼るには、様々な不安材料が残る。個人の理解度を対面型授業でリアルに確認しつつ、本物の学力をつけてあげることも大切である。一方、動画配信授業だと、繰り返し見ることで反復学習になり、理解度も高まり知識の定着も図れるメリットはある。今後は、子ども達の学力向上と健康を第一に考えた学習システムの導入の後討が必要である。

K塾「対面式が大前提」
全国の小・中学校、高校が一斉休校となった3月より、弊社では通塾形式からタブレットやパソコンを活用した在宅で受講できる授業形式へ切り替えた。緊急事態宣言が発令されている現在(5/11時点)も、ライブ配信による「オンライン授業』で生徒と教師がリアルタイムで対話しながら授業を行っている。同時に、全国の教育機関においても今回のことから『遠隔・オンライン授業のシステム構築』『タブレット、パソコンなどのデバイスの準備」「高速通信回線などのインフラ整備」など、教育のICT化に対する意識改革が急速に進んでいったのではないか。授業は、教師と子ども達が直接向き合い、互いの情熱や真剣な想いをぶつける「対面式」で行うことが大前提であると考える。しかし、今回のような予測できない事態が生じた場合のひとつのツールとして、オンライン授業などを有効活用し、「子ども達の学びを止めない」環境づくりが今まで以上に大切になると思っている。

I塾「オンラインの相性に注意して反転授業に活用したい」
ZoomやYouTubeを使ってみて反転授業が取り入れやすいと気づいた。ただしっかり動画を見て学ぼうとする年頃と学ぼうとしない年頃があるということにも気づいた。(うちの子だけかもしれないが・・・)反転授業を家で学ばせ、教室では、コミュニケーション・定着の確認・補習に使うっていうのは良いかも・・・・と考えている次第。

まとめ
ライブの対面指導が大前港にあるが、今後の事態のためにオンラインやネット配信などを運用していく教育機関が大半になっていくことは確実。大手だけでなく中小個人の塾も通信環境の整備や端末の確保が必要不可欠となる、パソコン、タブレット、ロボットなど、多種多様なICT化により、教育現場が混乱しないための研修も必要であるが、独自に取り組むよりもアウトソーシングした方が安全であり効率的であると思われる。
教室内の環境変化も注目される。一斉指導でも生徒同士が離れて座り、濃厚接触のコミュニケーションをとらない方向が確実となっている。それに伴い、イスを半分にしたり、分散登校校させての授業など、現在試行錯誤で新しい学びの空間を全国で模索中だ。失業者が増えて車上だいや不審者が使えており、生徒達の安全確保も大事である。いかに塾本来のスタッフだけで安全で効率的な運営が可能かを追求していく必要もありそうだ。

nice!(142)  コメント(0) 

オンライン授業の意外な問題点 [塾]

足成-女性パソコン.jfif

オンライン授業での問題点はいろいろありますが、
特に問題になるだろうと思われるのは、物理的理由ではありません。各種の物理的等やその点は機器の進化的改善や新たなアプリの出現によって解決策があるだろうと思われます。時間とともに解決されるでしょう。

さて、実際に問題になるであろうことは、現実には、授業のオンライン化で、家庭で受講する場合おそらく実家で親と一緒に授業を受けている学生が急増していると思われます。その最大の問題は、こうして親の誤った、ないしは歪んだ、認識や価値観によって学問的な「知」が抑圧され干渉されてしまうことです。

たとえば、大学の「キャンパス」という空間には、家庭から切り離し、均等な環境をあたえることで、学生たちがみな対等な関係で学ぶことのできるようにする、という機能があった。学生の「平等」を実現するための装置としての「教室」や「キャンパス」という空間の重要性についてはあらためて注意を促していかなければならないのだと思う。

このことは、大学生や高校生にもありますが、特に影響してしまう事を危惧するのは、実は低年齢層の方が問題です。しかも、低年齢ほどその影響力は大きくて、Zoom越しにも感じる親の存在(フレーム外のすぐそば)が子どもを圧迫してるケースあります。教室で引っ込み思案ながらも友達と協力したりぶつかったりして笑っていた子が、一気にヘリコプター親の監視下に置かれて笑顔を見せなくなった。辛いけど何もできない歯痒さが問題になりそうです。
nice!(143)  コメント(2) 

受験生への進路指導とは [塾]

足成-ビル5.jfif

受験生への進路指導は、進学する学校を一緒に選択するだけでなく、生徒が将来何をしたいのかを見据えた指導が必要です。

「何がしたいのか?」を問いかける
中学生にしても高校生にしても、学校卒業後に進学する生徒がほとんどです。しかしその後、社会に出てからどのようなことがしたいのか、どんな職業に就きたいのかまで考えながら進学先を決定する生徒はそう多くはありません。進路に悩んだ生徒がいたら、将来のことを検討させる大きなチャンスです。進路指導では、どの学校に行きたいかだけでなく、「どんな職に就きたいのか」「社会に出て、何をしたいのか」といった、将来を見据えた話を進めていきましょう。そうすることで、本人の意志も確認しやすくなり、より的確な進路指導が行えるのではないでしょうか。
より具体的で実現可能な進路を考える必要があります。生徒の意志を確認しながら、ともにより良い進学先を見出していく姿勢が大切だといえるのではないでしょうか。

進学のその先へ
数々の相談を受けた中で印象に残っている生徒が何人かいます。
「映画監督になりたい。」という相談に来た生徒がいました。両親を始め周りではみんな反対しているというのです。親の立場になればうなずけると思います。私も彼の性格や可能性をいろいろ考えました。高校の時でしたが、優秀な成績で大学の学部についても悩んでいました。そこで考えたのは受験を勧めました。結局、明治大学文学部演劇学科、立教大学文学部心理学科の二つに合格しました。本人は演劇学科から希望の映画関係への進路を望んでいたようですが、両親の意向もあり心理学科の方に進学しました。本人にとっては大変な苦悩だったようです。大学で心理学を学ぶうちに興味を持つにいたり、裁判所調査官になりました。今は裁判所に勤務しています。

「薬剤師になりたい。」という相談に来た生徒がいました。大変厳しい両親で、現役のみで浪人は認めない。大学に進学後は留年したら退学が条件という事でした。それならやめたといってほしかったのか、進学してほしかったのかはわかりませんが、彼の身になると真剣度が問われたと思います。私への相談は大学での授業についてでした。留年しないで進級できるだろうかと真剣に悩んでいました。彼の真面目な性格を知っているので、そんな悩みは徒労に終わると確信していました。実際無事に卒業して今は調剤薬局に勤めています。因みに最近双子の父親になりました。
nice!(144)  コメント(0) 

4月・5月 塾の対応 [塾]

足成-note.jfif
4月-5月大手塾と中小塾の対応の違いについて

大手学習塾
首都圏の大手学習塾は、ほとんどが休校でした。2月中に高校受験が終わっていることで、休校にしても大きな問題にはならないと踏んでのことだろう。ある大手塾は授業を行うと宣言したが4月になって集団指導部門は、休校に一転舵を切ったが、個別指導は、濃厚接触はないとして授業を続行した。地方の大手学習塾は、高校受験が終わっていないところは、受験生のみ授業を続行し、その他の学年は休校としたところが多かったようだ。

中小学習塾
それでは、中小の学習塾はどうだったか。おそらく、ほとんどの塾が授業を続行したようだ。とはいえ、濃厚接触を避ける工夫をし、消毒したり、窓を開放したりして感染対策をしてはいたようだ。また、学校も休みの状態のため、時間帯を広げて朝から昼の時間帯も塾を開けて、人数が散らばる工夫をした塾が多かったようだ。

この全く違う対応はなぜ
この全く違う対応は、どこから来ているのか。それは、経営基盤の強さと生徒数の差や校舎数によるリスクに対する考え方と、地域状況の緊迫度に対する認識の差ではないかと思う。大手塾は校舎数が多い。ということは、地域的に広がりがあるということだ。そして、尚且つ生徒数が多くコロナに罹患する確率が中小塾よりも高い。リスクを取って授業を続行するよりも、リスクを回避した方が無難であろうと考えた。それに対して中小塾は校舎数がそれ程多くないから、地域的な広がりはない。地域にコロナに罹患者がいなければ、それほど問題はない。地域に密着している中小塾は保護者の期待にも応えたい。家で子供がどう過ごすかを不安に思っている保護者にとっては、塾が開いている方がよいだろう。休むと経営的にも危うい。なので、授業を続行したのではないだろうか。実は私の塾も休まず授業を続けています。

まとめ
今回のリスクに対する向き合い方は、経営の規模や地域における塾の影響力に対する配慮からきている。これからも様々な問題が起こるだろうが、各塾が置かれた地域状況や経営規模に照らし合わせて、向き合っていくしかない。一律の対応をする必要はないと考える。
nice!(135)  コメント(0) 

塾業界の大変革期 [塾]

足成-下駄箱.jpg

塾業界も大変革期
塾業界も大変革期の時代を迎えようとしている。旧態依然のシステムでは立ちいかなくなりそうです。今は塾に限らず教育業界に変革の波が当たり始めた。ポイントは少子化、第四次産業革命、映像授業である。おそらくどの塾もやがて経営が経ちいかなくなるに違いない。

特に少子化の問題は深刻である。今でも定員割れをしている私立大学は4割を超えるのに、今後ゼロ歳まで子供が減少するのは事実なのである。

少子化の問題は、入試制度と大きく関連している。今後ほとんどの大学が定員割れをする事態となり、自ずと学力を問わずに学生を受け入れるしかなくなる。現に今でもそうなっている大学が増えているようだ。

つまり、入学試験がなくなっていく、減っていくであろう。それゆえ、合格実績だけを売り文句にしている塾も淘汰されていくかもしれません。

you tube 問題
今の子供たちはテレビよりも you tube を普段から見ている。今後色々な形で講師が一流講師もどんどん you tube に参入するに違いない。講師はどこかの塾や予備校に所属しなくても you tube  で簡単に稼げるのである。 you tube は広告収入で成り立っているのだから、授業料は原則無料である。

さらには、アメリカからは世界最大規模の教育コンテンツのプラットホームである Udemy が自分の講義を無料で公開し、ビジネス化できるのである。

不安な塾業界
とんでもない時代が目の前である。私たち塾は果たして、対抗できる準備はできているのだろうか。
新たな発想で乗り切れればいいものだが、不安でしかない現実がある。

今年コロナ問題がおきて、そのことも何かきっかけになる事もあり得そうです。映像を何とか取り入れることはその一つかもしれません。今後塾ばかりではなく学校においても予備校においても、新たな試みが始まることは確実だろうと思います。未来志向でよい方向に向かってほしいと願います。
nice!(161)  コメント(2) 

塾での問題解決策 [塾]

足成-注意.jpg

塾を始めると想定外の、色々な事が起きます。
いくつか事例を思い出しながら解決策を提示してみます。

行き先が分からないという不思議
家は定時に出ているのに、塾には来ていないという事案。お分かりと思いますが、行き先がお店や友人宅などに寄り道していて時間が経ち、そのまま帰宅という場合があります。時には気が付きません。連続の場合や時々の場合はよほど気を付けていないと気がつきません。欠席が多いなと思い父兄に連絡して気が付く場合があります。この場合本人に問いただす父兄もいますが、そのまま退会になってしまう場合もあります。親の気持ちも分からないではありません。「やる気がないならやめてしまえ」という事らしい。
※とにかく、生徒の行動注視する必要があります。それとなく指導して通塾の意味を共有するといいと思います。

学校でのトラブル問題
中学生、それも3年生に多かったのが学校でのトラブルです。学校ではいろいろな問題が起きています。停学になったり、さらに見つかって再停学、学校によっては、校長室に父兄と呼ばれ注意されたりとしている生徒がいました。
学校でそうなんですから、塾にも同様な問題を持ち込まないわけがありません。そのたびに父兄にも直接お話はしてます。中々改善しませんでしたが、話すと意外に素直なのが不思議なくらいでした。
※やはり、叱責ではなく現代のお子さんは説得です。その意味を説明してあげるのが解決の近道かと思います。


どこまでフォロー可能か
県立高校に受かったが、ただ入学式に問題を起こし当日退学処分にされた生徒がいました。ちなみに、彼の友人も同じ高校に合格しましたが赤点だらけで落第し、それでもだめで自主退学になりました。その後も塾には通塾し通信制高校に入学して卒業まで頑張ってくれました。
暫くはその後については不明でしたが、ある日酒屋さんの問屋に行った時声をかけて来た男がいました。何とあの彼でした。当時とは見違えるほど真面目に働いている様に感じました。
※学年や立場にこだわらずフォローしたいと思うのが、この業界の気持ちかと思います。

nice!(142)  コメント(0) 

解析への一歩 [塾]

解析表紙.jpeg

解析学とは

極限や収束といった概念を扱う数学の分野である。代数学、幾何学と合わせ数学の三大分野をなす。

解析学の最も基本的な部分は、微分積分学、または微積分学と呼ばれる。現代日本の高校1、2年程度の内容に相当する。また解析学は応用分野において微分方程式を用いた理論やモデルを解くためにも発達し、物理学や工学といった数学を用いる学問ではよく用いられる数学の分野の一つである。

解析学は微積分をもとに、微分方程式や関数論など多岐に渡って発達しており、現代では確率論をも含む。

現代日本においては解析学の基本的分野は概ね高校2年から大学2年程度で習い、進度の差はあれ世界中の高校や大学などで教えられている。

解析のおもしろさ
自然現象を方程式の解を通して説明できるという点です。例えば惑星は太陽のまわりを楕円軌道を描いて回っている、いわゆるニュートンの運動方程式と呼ばれる微分方程式の解を調べると成り立っている。

特に解の形が具体的に分からないにもかかわらず、解の挙動を調べることができるのが解析の醍醐味かもしれません。領域の一部だけを熱してもその熱が領域全体に伝わり、温度の勾配が滑らかになっていくという現象も、熱方程式という偏微分方程式の性質(平衡化作用)としてとらえることができる。

熱方程式は昔から研究されてきた偏微分方程式ですが、現在でも相転移現象の記述に活躍している。相転移現象とは、水が氷になるときのように状態がダイナミックに変化する現象です。

自然界の現象が、数学的必然として説明されてしまう。というところが解析のおもしろさかもしれません。
nice!(116)  コメント(2) 

大学合格の目安 [塾]

足成-ビル3.jpg
大学合格の目安

色んな分け方がありますが大体以下の感じかと思います。

東大京大国立医学部レベル
上位約1パーセント

旧帝大+難関国立大+早慶上レベル
上位10パーセント

国公立大学+マーチ
+関関同立
上位15%

日東駒専+産近甲龍
上位20%くらいになると思われます。

実際、優秀な人は中高一貫私立に多いので偏差値70の公立高校でマーチ国公立レベル以上
2番手高校以下で日東駒専レベル以上に現役合格することができればそれなりの成功だと思われます。
あくまでも目安の話です

トップ公立高校以外なら、日東駒専産近甲龍
の附属、系列高校に進学して、マーチ国立以上を目指すのはアリだと思います。
高校に入ってからの状況によっては推薦での進学を狙えば良いですから。

他にも理系工学部系を狙うなら、トップ公立高校や2番手高校より高専に進学して国立大への編入を目指す生徒も多くいます

偏差値50前後から55前後の普通高校より、工業高校、商業高校に進学して塾に残ってトップクラスの成績を取り国立大への推薦を狙う生徒も最近は何名かいます。

上智では、英語は早慶より難しい問題も出ます。
理科大も素晴らしい大学ですよね。英国社に絞っての早慶文系より難しいと思います。

数三物理化学は、中学までの数学理科に比べて遥かに難しいです。理科大は上位10%レベルに入ると思います^_^

特にセンターや一般受験の私立の難化が激しいです。周りの話を聞いても旧帝大の名古屋、東北大学辺りに合格しても早慶には合格しないそんな話が聞こえてきます。


大学受験厳しさの正体

今年まで行われたセンター試験。大学への進学を希望する人はほぼ受験します。
このセンター試験を受ける人は全体の約半分なのです。高校受験の真ん中の人=100人いるとしたら50番、大学受験の真ん中の人100人のうち50人だけが受ける、その50人の中の真ん中なので約25番となります。

上位25%位が大学受験の平均。優秀な人は中学受験したり私立高校に流れますので公立高校で言えば、2番手高校に 入れる人が大学受験の平均ぐらいだと思われます。

nice!(111)  コメント(0) 
スポンサーリンク